ここでは、サーバにLinuxOSをお使いになる場合のDenbun POP版(モバイル対応版)のインストール方法を説明いたします。
※インストール作業の前に、本製品ホームページより、「Denbun POP版(モバイル対応版) Linux対応版」のモジュールをダウンロードし、インストールするサーバーにFTP転送してください。
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Denbun POP版(モバイル対応版) Linux対応版のダウンロードはこちら
- 1.Denbunプログラム(モバイル対応版)のインストール
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suコマンドを実行し、rootユーザーにスイッチしてください。
[guest@xxxxxx guest]# su
Password:
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FTP転送したファイルからパッケージソースを展開します。この例ではFTP転送したファイルが/home/guestにあるものとします。
ここでは、作業用ディレクトリとして/tmpを使用します。
[root@xxxxxx guest]# cd /tmp
[root@xxxxxx tmp]# tar xvzf /home/guest/dnpwmlV31PMR10lR9pg83.tar.gz
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展開が終了すると、/tmp下にdnpmwmlというディレクトリが作成されます。
展開された /tmp/dnpmwmlディレクトリの所有者を、Apacheの実行ユーザーに変更します。
この例では、ユーザー:apache、グループ:apacheです。
[root@xxxxxx tmp]# chown -R apache:apache /tmp/dnpmwml
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まず、Denbun POP版 モバイル対応版のメッセージファイルを、Denbunのメッセージディレクトリに移動します。
この例では、/var/www/cgi-bin/dnpwml/dnpwmllocal/jaとなっています。
Denbun POP版 モバイル対応版のメッセージファイルは、展開されたdnpmwml/dnpwmllocal/jaディレクトリにあります。
Denbun本体のメッセージファイルと同じディレクトリに移動します。
この例では、/var/www/cgi-bin/dnpwml/dnpwmllocal/jaとなっています。
[root@xxxxxx tmp]# mv /tmp/dnpmwml/dnpwmllocal/ja/* /var/www/cgi-bin/dnpwml/dnpwmllocal/ja/.
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次に、Denbun POP版 モバイル対応版ディレクトリ自体を、ApacheのCGIディレクトリに移動します。
この例では、/var/www/cgi-binとなっています。
[root@xxxxxx tmp]# mv /tmp/dnpmwml /var/www/cgi-bin
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最後に、Denbun POP版本体のインストール先のパスをdnpwmlpathに記述します。dnpwmlpathファイルはDenbun POP版 モバイル対応版ディレクトリ(今回の例では、/var/www/cgi-bin/dnpmwml)にありますので、Viなどのエディタで編集します。
[root@xxxxxx tmp]# vi /var/www/cgi-bin/dnpmwml/dnpwmlpath
../dnpwml
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今回の例では親のディレクトリの下のdnpwmlを記述しています。
以上で、Denbun POP版(モバイル対応版)のインストールは完了です。