Denbun POP版マニュアル
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■バックアップとリストア

データのバックアップ・リストアについて
■Denbunシステムの構造
Denbunのシステムはデータをデータベース(PostgreSQL)とファイル(メールファイル・メール索引ファイル)にて保有します。
またCGIプログラムは一部作業用の一時ファイルとしてOSのファイルシステム利用します。




■データのバックアップとリストア
バックアップ及びリストア作業は、Denbunに対してアクセスがない状態で行ってください。
自動受信バッチをお使いの場合は自動受信バッチを終了させて下さい。

Denbunシステムのデータバックアップの対象は以下の3箇所となります。
【1】PostgreSQLのデータベース「dnpwmldb」
バックアップの方法については、pg_dumpコマンドにて行なうか、他のPostgreSQL標準のバックアップ方法を利用することができます。
リストアの方法についても、バックアップと同様にpg_restoreコマンドにて行なうか、他のPostgreSQL標準のリストア方法を利用することができます。
詳しくはPostgreSQLのドキュメントをご参照ください。

【PostgreSQLデータベースのバックアップの例】
pg_dump -b -Fc -U postgres dnpwmldb > dnpwmldb.pgdmp

【PostgreSQLデータベースのリストアの例】
dropdb -U postgres dnpwmldb
pg_restore -C -Fc -U postgres -d template1 ./dnpwmldb.pgdmp

但し、別途バックアップツールなどをご利用になる場合はこの限りではありません。
【2】各ユーザー毎のメールファイル、メール索引ファイル
「dnpwml/dnpwmldata/1/user」ディレクトリのバックアップを行ってください。
※ V3.1P以降では本領域にメールデータが蓄積され、大容量のデータが格納されます。
バックアップの際は、「robocopy」(Windows)・「rsync」(Linux)等のコマンドを利用しバックアップ時間の短縮をご検討ください。(詳しくは各OSのドキュメントをご参照ください)
但し、別途バックアップツールなどをご利用になる場合はこの限りではありません。

バックアップデータをリストアする際は、リストア先の「user」を削除した後に、バックアップデータの「user」をコピーしてください。
※ 「user」ディレクトリをそのまま上書きコピーをしますと、データが破損する恐れがあります。
【3】管理者がユーザー情報画面で登録した画像データ
「dnpwml/dnpwmlfile」ディレクトリのバックアップを行ってください。

バックアップデータをリストアする際は、リストア先の「dnpwmlfile」を削除した後に、バックアップデータの「dnpwmlfile」をコピーしてください。
※ 「dnpwmlfile」ディレクトリをそのまま上書きコピーをしますと、データが破損する恐れがあります。


 
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